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秋の夜長のおすすめ本 [2010年10月06日 (Wed)]

湯冷め体質なため、実は私は温泉にあまり興味がないのですが、お好きな方は多いですよね。

特にこの時期、ようやく暑さが去り、紅葉を見ながら露天風呂最高!なんて考えていらっしゃる方も多いのでは??

各地に温泉はあまたあるけど、両親が一番喜んで帰ってきたのは熊本県の黒川温泉でした。
お湯もいいけど、とにかく雰囲気が良い!とさんざん自慢されたのでいつかは行ってみたい所です。

今でこそ知らない人はいない超人気の温泉ですが、以前は地図にも載っていなかったとか。

たまたま、最近街づくりの資料をいろいろと探している時、その黒川温泉を再生に導いた後藤哲也さんの書籍に出会いました。

街づくりに関わっていらっしゃればご存知の方も多いと思います。

遅ればせながら私も、後藤さんが書かれた
『黒川温泉のドン後藤哲也の「再生」の法則 』をつい最近読ませていただきました。

内容的には温泉街に関わらず、商店街にも重ねられる部分が多々あると思います。
まず九州弁の語り口が、実際に後藤さんとお会いしてお話を聞いているような錯覚を起こさせてくれます。

後藤さんは閑古鳥が鳴いていた黒川温泉をどのように再生させていったのでしょうか。

「部分に気をとられて全体を見失うな」

とかく誰もが自分の宿、自分の店の利益だけを考えがちですが、後藤さんの考え方は
「地域全体がひとつの旅館、道は廊下、各旅館は各お部屋」と捉える事から始まっています。

黒川全体を再生するために、後藤氏が最初に行ったことは、雑木の植樹でした。
周囲に反対されながらも、黒川全体を「日本のふるさと」の心地よさを味わえる風景に変えるため、氏に賛同する若者達と植樹を続けたことで、徐々に周囲の見方も変わっていったと言います。

常におもてなしの心を考え、長く各地を歩いて観察した事から培った眼は本物です。
同じく「おもてなしの心」を追求する意味では、ディズニーランドも黒川温泉もかわらない、という考え方もうなずけます。

私が印象に残ったのは、「お客様の背中を見る」というくだりです。人の背中はいろいろ語ってくれます。お客様の生の声に耳を澄ますことも大事です。
自分達が何を提供するかではなく、お客様が何を求めているのか、お客様がどのような時に「わぁ!すごい!」と感嘆の声をあげてくれるのか、それをとことん見極めることが大事なのだと教えてくれます。

後藤哲学の実践で見事に再生した黒川温泉ですが、まだまだ不十分だし、不安の種はいつも芽を出し始めている。と後藤さんは言います。

立ち止まらず常にアンテナを張り続け、微妙な変化にも気づき対応していくこと。
まだまだ後藤氏の挑戦は続いています。

街づくりに大事な何かがたくさん詰まった1冊だと思います。




黒川温泉のドン後藤哲也の「再生」の法則
(著)後藤 哲也


※蛇足ですが。
本書の中に、後藤流の実践者のお名前が出ていました。川崎で温泉を経営していらっしゃる方です。
見覚えがあるなと思ったら、ずいぶん前に私がWEBサイトを作成させていただいた温泉でした。勝手ながら更に親近感を抱いてしまった私です。
立ち上げ時には後藤さんが見えて指導されたようなので、東京近郊にお住みの方は、ここに行けば身近で後藤流を目にする事が出来るかもしれないですね。
縄文天然温泉「志楽の湯」
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