メインストリートプログラム(海外の中心市街地活性化手法) [2011年12月07日 (Wed)]
日本でも、海外の中心市街地活性化の手法を取り入れて成功している例は少なくありません。
長浜市や川越市の商店街ではアメリカのメインストリートプログラムを取り入れ、活気を取り戻しています。
では、メインストリートプログラムって何でしょう?
今回はその概要を調べてみました。
メインストリートプログラムとはアメリカで行われている商業地域を再生するため
の手法です。その特徴は、「既存施設の再生利用」と「地域コミュニティの自主的活動」にあります。
プログラム誕生のきっかけや経緯、可能性は以下のようなになっています。
一. 米国では日本同様、車社会の進展、大型商業施設の台頭、居住の郊外移転が進み、日本より30年ほど早い段階から中心市街地の衰退は社会問題となっていた。
二. NPO組織が中心市街地活性化の主体となり、全米約1700地区で取り組み、成果を挙げている。
三. ナショナルメインストリートセンターで開発された4つのアプローチの手法は誰にでも容易に理解できるもので、それにより、様々な施策、取り組みが横断的に実施可能であり、多くの事例でその有効性は実証されている。
四. 都市の規模の大小にかかわらず適用可能である。
五. 日本でも、類似したアプローチにて実践し、大きな成果を挙げている都市の事例もあり、そのアプローチ手法、NPO組織のシステムは日本流に噛み砕いて応用が十分可能である。
プログラムは、4つのアプローチを元に進められて行きます。
■4つのアプローチ
・Design(デザイン)
専門家を活用しながら、公共空間や建物のデザインをトータルな視点を持って行い、快適な歩行者空間や、買い物をしたくなるような街なみを創り出す。特に歴史的建築物を保全修復して活用することを重視する。
・Organization(組織)
都市やコミュニティに即して、ダウンタウン協会などのメインストリート組織を創設するとともに、この組織を中心としてボランティアを活用し、様々な活動を行う。
・Promation(プロモーション)
ダウンタウンのビジネスを促進するため、各種のプロモーション活動やイベント等を実施する。
・Economic Restructuring(経済再建)
ダウンタウンのビジネスの問題や市場分析を行い、既存ビジネスの立て直しや新規ビジネスの誘致を行う。商業分野だけでなく、文化や居住など多面的な展開を行う。
また、プログラムを成功に導くためには以下の8つがキーポイントになるのだそうです。
■8つのポイント
① Comprehensive(包括的であること)
都市・建築デザインや経済再生、まちのプロモーション、組織作りの4つのアプローチを包括してまちづくりを進めていく
② Incremental(段階的であること)
一度に多くの事を行わず、少しずつ長期的かつ段階的に行っていく
③ Self-Help(自立的であること)
行政ばかりに頼らず、コミュニティの「こうしたい」という声を大切に自分たちで考え進めていく
④ Public/private partnership(公民協働であること)
地域主体であり、市民やコミュニティによる自助的で公民連携のまちづくり活動であること
⑤ Identifying and capitalizing on existing assets(既存の地域資源の活用)
新しく余所から何かを取り入れるのではなく、まずは地域の歴史的建築物、自然、人材などを活用した形で考えていくこと
⑥ Quality(高品質)
それぞれの事業が中途半端な形でなく、常に最高品質であること
⑦ Change(変化)
変化を嫌う人、非協力的な人はどこにでもいるが、常に前向きに変化し、少しずつ効果を上げて行くことで、さまざまな人を動かして行けるようにすること
⑧ Action-oriented(行動指向的であること)
会議ばかり繰り返していては何も始まらない。動いてみて、そのプロセスや結果を評価していくことで、事業の精度を高めていく。
漠然とこういう方法で良いのかな?と思っていたことが少し明瞭になった気がして、このプログラム全てを活用しないまでも、学ぶところは多そうです。
書籍でも紹介されているようなので、ご興味のある方は参考にされると良いかもしれません。
「中心市街地の再生 メインストリートプログラム」
長浜市や川越市の商店街ではアメリカのメインストリートプログラムを取り入れ、活気を取り戻しています。
では、メインストリートプログラムって何でしょう?
今回はその概要を調べてみました。
メインストリートプログラムとはアメリカで行われている商業地域を再生するため
の手法です。その特徴は、「既存施設の再生利用」と「地域コミュニティの自主的活動」にあります。
プログラム誕生のきっかけや経緯、可能性は以下のようなになっています。
一. 米国では日本同様、車社会の進展、大型商業施設の台頭、居住の郊外移転が進み、日本より30年ほど早い段階から中心市街地の衰退は社会問題となっていた。
二. NPO組織が中心市街地活性化の主体となり、全米約1700地区で取り組み、成果を挙げている。
三. ナショナルメインストリートセンターで開発された4つのアプローチの手法は誰にでも容易に理解できるもので、それにより、様々な施策、取り組みが横断的に実施可能であり、多くの事例でその有効性は実証されている。
四. 都市の規模の大小にかかわらず適用可能である。
五. 日本でも、類似したアプローチにて実践し、大きな成果を挙げている都市の事例もあり、そのアプローチ手法、NPO組織のシステムは日本流に噛み砕いて応用が十分可能である。
プログラムは、4つのアプローチを元に進められて行きます。
■4つのアプローチ
・Design(デザイン)
専門家を活用しながら、公共空間や建物のデザインをトータルな視点を持って行い、快適な歩行者空間や、買い物をしたくなるような街なみを創り出す。特に歴史的建築物を保全修復して活用することを重視する。
・Organization(組織)
都市やコミュニティに即して、ダウンタウン協会などのメインストリート組織を創設するとともに、この組織を中心としてボランティアを活用し、様々な活動を行う。
・Promation(プロモーション)
ダウンタウンのビジネスを促進するため、各種のプロモーション活動やイベント等を実施する。
・Economic Restructuring(経済再建)
ダウンタウンのビジネスの問題や市場分析を行い、既存ビジネスの立て直しや新規ビジネスの誘致を行う。商業分野だけでなく、文化や居住など多面的な展開を行う。
また、プログラムを成功に導くためには以下の8つがキーポイントになるのだそうです。
■8つのポイント
① Comprehensive(包括的であること)
都市・建築デザインや経済再生、まちのプロモーション、組織作りの4つのアプローチを包括してまちづくりを進めていく
② Incremental(段階的であること)
一度に多くの事を行わず、少しずつ長期的かつ段階的に行っていく
③ Self-Help(自立的であること)
行政ばかりに頼らず、コミュニティの「こうしたい」という声を大切に自分たちで考え進めていく
④ Public/private partnership(公民協働であること)
地域主体であり、市民やコミュニティによる自助的で公民連携のまちづくり活動であること
⑤ Identifying and capitalizing on existing assets(既存の地域資源の活用)
新しく余所から何かを取り入れるのではなく、まずは地域の歴史的建築物、自然、人材などを活用した形で考えていくこと
⑥ Quality(高品質)
それぞれの事業が中途半端な形でなく、常に最高品質であること
⑦ Change(変化)
変化を嫌う人、非協力的な人はどこにでもいるが、常に前向きに変化し、少しずつ効果を上げて行くことで、さまざまな人を動かして行けるようにすること
⑧ Action-oriented(行動指向的であること)
会議ばかり繰り返していては何も始まらない。動いてみて、そのプロセスや結果を評価していくことで、事業の精度を高めていく。
漠然とこういう方法で良いのかな?と思っていたことが少し明瞭になった気がして、このプログラム全てを活用しないまでも、学ぶところは多そうです。
書籍でも紹介されているようなので、ご興味のある方は参考にされると良いかもしれません。
「中心市街地の再生 メインストリートプログラム」



